「貧乏がうつるから行きます」——衝撃的な一言が教えてくれたこと
今から8年ほど前、私はまだ借金1,000万円以上を抱えた状態で、必死に勉強していました。30〜40万円の年間講座に無理やりお金をかき集めて参加し、セミナーにも懇親会にも真剣に顔を出していた頃の話です。
その懇親会で、講師の方——本物の億万長者です——が私たちのグループのところへやってきました。そのときに言われた一言が、今でも忘れられません。
「ここにいる人たちって、あんまり儲かってなさそうですね。なんかサラリーマンっぽい」
そして立ち去り際に一言。
「ここにずっといると貧乏がうつるから、僕は他のところに行きます」
当時の私は「なんやねん、失礼な」と思いました。一応こちらは30万以上払っている受講生です。でも今となっては、あの言葉は本質をついていたと感じています。むしろ、ありがとうとすら思えるようになりました。
あの講師が言いたかったのは、一緒にいる人間に思考は引っ張られるということ。これはミラーニューロンの話にも通じるのですが、収入が低い人たちの輪の中にいると、自分もその思考に染まっていくのです。逆に言えば、うまくいっている人の近くにいると、自分もその思考・価値観に引き上げられていく。あの人はそれを体感として知っていたわけです。
新幹線のグリーン車が教えてくれる「思考の違い」
もう一つ、分かりやすい例を挙げます。新幹線の席の選び方です。
私が収入の低かった時代、新幹線はいつも自由席でした。理由は単純。「移動するだけなんだから、安い方がいい」という考え方です。大阪から東京まで行くにしても、目的地に着くという事実は同じ。だったら自由席で十分、というわけです。
でも今の私は、グリーン車しか乗りません。
理由は「移動費を節約するより、移動中に得られる価値の方が大きい」からです。グリーン車は席が快適なので疲れにくく、パソコンを開いて仕事もしやすい。2〜3時間の移動中に集中して仕事ができれば、生産性は大幅に上がります。目的地に着いてからも疲れが少ない分、そこでのパフォーマンスも変わってくる。
つまり私は今、「移動」にお金を払っているのではなく、「快適な環境と生産性の高い時間」にお金を払っているわけです。
かつての私はこの発想が理解できませんでした。「なんでわざわざ高いグリーン車に乗るんだろう」と。でも今は、グリーン車に乗らない方が損だと感じます。この「何にお金を使うか」の基準が根本的に変わったこと——これが貧乏思考とお金持ち思考の大きな違いだと思っています。
理解できないうちは、お金持ちの行動を批判したり「意味がわからない」と切り捨てがちです。でも、そういった反応をしている間は、自分がそちら側に行けないということでもあります。
まず「なぜそうするのか」を理解しようとすること。腑に落ちなくても、一度受け入れてみること。そして自分の価値観を少しずつアップデートしていくこと。これを地道に続けることで、思考は徐々に変わっていきます。私自身、数年かけてそれをやってきました。
まとめ
お金持ちの考え方を「理解できない」「おかしい」と切り捨てている間は、自分の思考はそこから変わりません。まず違いを受け入れ、自分の価値観をアップデートしていくことが、収入を上げる第一歩です。また、一緒にいる人・身を置く環境も思考に大きく影響します。なりたい姿に近い人の輪に積極的に入っていくことが、変化への最も近道です。
今回お話ししたような思考・マインドの話をメルマガでも発信しています。お金持ちの価値観を少しずつ自分のものにしていきたい方は、ぜひ読んでみてください。
無料で登録できますのでぜひご登録ください → https://mail.shinji-kato.website/p/7GPUGrywN4kU


コメント