「黒字リストラ」という新しい現実
パナソニックや三菱電機など、日本を代表する大手企業が希望退職を募っているというニュースを最近目にしました。驚くのは、これらの企業が業績悪化によるリストラではないという点です。そう、いわゆる「黒字リストラ」です。
私も正直、この言葉を初めて聞いたときは少し驚きました。
これまでのリストラといえば、業績が悪化して赤字になり、やむを得ず人員削減するというイメージでしたよね。でも今は違います。業績が好調で黒字なのに、社員を削減する動きが大企業を中心に広がっているんです。
背景には大きく2つの要因があります。1つは人件費の高騰。新卒採用の初任給引き上げや賃上げの動きによって、企業側のコスト負担が増しています。僕自身も経営者の立場として、人件費を含む経費は可能な限り削減したいという感覚はよく分かります。もう1つはAIの導入です。大企業の約59%がすでに生成AIを組織的に活用しているというデータもあり、AI化による配置転換・人員整理が進んでいます。
つまり「自分のいる会社は業績もいいし安心」と思っていても、それだけでは安全とは言い切れない時代になってきたということです。
大企業神話の崩壊と、今すぐ始めるべき対策
僕が就職活動をしていた約20年前、親からは「銀行や大企業に入りなさい」と言われました。当時は大企業=安定・安心という価値観が当たり前でしたし、それは多くの人が共有していた常識だったと思います。
でも今はどうでしょう。黒字であっても人員削減が起きている。中小企業の方が体力がなくて危ないというイメージがありますが、むしろAI導入が進む大手の方が先にこうした動きに出ている現実があります。時代のテクノロジーの進化に伴って、これは今後さらに加速していくでしょう。
では、あなたが今できる対策は何か。
まず大切なのは、AIを「とりあえず使ってみる」ことです。プロンプトのテクニックとか、難しいことは後回しでいい。重要なのは「自分は何を達成したいのか」というゴールを先に決めて、そこからAIに「どうすればいい?何が必要?」と問いかけていくことです。
これからの時代、「問いを立てる力」がますます重要になってきます。会社員であってもフリーランスであっても、この力は必ず役に立つはずです。
僕自身も、AIを活用できる人をパートナーに迎えて、時間効率よく、コストを抑えながら仕事を進めることを意識しています。世の中の流れは止められません。だからこそ、明日は我が身と思って今から動いておく人が、長期的に仕事を続けていける人になると思っています。
もし今後、希望退職の打診があった場合には、退職金などの条件をしっかり確認した上で、次のキャリアを考えるという選択肢も視野に入れてみてください。大切なのは、リストラされても次の会社にしっかり採用してもらえるようなスキルを日頃から積み上げておくことです。AIスキルはその代表例の一つです。
まとめ
黒字でもリストラが起きる時代になったことは、「大企業に勤めていれば安心」という常識がもはや通用しないことを示しています。AIの進化と人件費の高騰という2つの波は、これからも続きます。今のうちにAIを使う習慣をつけ、問いを立てる力を磨いておくことが、将来の自分を守ることにつながります。
こうした時代の動きをいち早くキャッチして、自分のキャリアや働き方に活かしていきたい方には、私のメルマガがきっと参考になるはずです。毎日このようなニュースや考え方をお届けしています。無料で登録できますのでぜひご登録ください → https://mail.shinji-kato.website/p/7GPUGrywN4kU


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