ドバイ4年目の本音|海外移住を「スーツケース4つ」で決断した私たちの話

ひとり起業

思い出の場所、ドバイの日本食レストラン「友」へ

今回、妻と一緒に向かったのはソフィテルホテルの最上階にある日本食レストラン「友」です。

実はここ、ドバイに移住してきてから初めて入った日本食レストランなんですよ。1月1日の朝にドバイへ到着して、移住3日目に地元の日本人の方に歓迎会を開いていただいたのがこのお店でした。おせち料理まで出てきて、1人3万円ぐらいのコースだったのを今でも覚えています。それだけのクオリティがある、本格的な和食が楽しめる場所です。

そんな思い出深い「友」が閉店することになり、最終日に訪れました。

今回はビュッフェスタイルで、お寿司・サイコロステーキ・カニクリームコロッケ・唐揚げ・すき焼きなど、日本の味がずらりと並んでいました。300ディルハムのパッケージ(日本円で約1万2000円)で、これだけ食べられるなら十分すぎるぐらいです。

あの歓迎会に来ていた日本人は10人以上いたのですが、4年経った今、ドバイに残っているのは美容師さん1人だけ。経営者系の方は全員いなくなってしまいました。海外移住って、思った以上に人の入れ替わりが激しいんですよね。

「スーツケース4つ」で国を飛び出した話

ドバイに来た当初、私たちはスーツケース4つだけを持って引っ越しました。それも、一番大きいサイズを1人2個ずつ。今思えばかなり思い切った決断ですが、当時はそれが当たり前の選択肢に感じていたんです。

しかも最初は「お試し」感覚でした。ビザも1年しか取っていなかったし、「合わなければ帰ってこよう」というくらいの気持ちでのスタートでした。

人から話すと「頭おかしい」と言われることもあります(笑)。でも、何かを始めようとする時に「失敗したら恥ずかしい」という気持ちが、動けない一番の原因になると思います。私自身、10個試して1個当たればいい方、というマインドでやってきました。やめられないわけじゃないし、失敗したら帰ってくればいい。それくらい軽く構えると、意外とスムーズに動けるものです。

そして外に出てみて初めて気づいたこと——それは日本のすごさです。スーパーで売っているお寿司でも普通に美味しいし、回転寿司でも十分クオリティが高い。ドバイではお寿司1貫1000円なんてこともあります。日本にいる頃は何とも思っていなかったけれど、今は心から「ありがたい」と感じています。

安全で、ご飯が美味しくて、何かと守られている国——日本はそれが当たり前になっているけど、世界ではそうじゃない。悪口ばかりじゃなく、感謝できる部分にも目を向けてほしいなと思います。

まとめ

思い出深い「友」の閉店最終日に改めて感じたのは、海外に出たからこそわかる日本のすごさと、挑戦するうえでの「身軽さ」の大切さでした。スーツケース4つのお試し移住が4年目を迎えた今、「とりあえずやってみる」というマインドが最大の武器だったと実感しています。

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