キルギス・カザフスタン旅行記|海外に出ると気づく日本の恵まれた環境と自己肯定感の話

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キルギスとカザフスタンへ行ってきた

先日、嫁と一緒に中央アジアを旅してきました。キルギスの首都ビシュケクに2泊3日、その後カザフスタンのアルマトイに3泊。トータル約1週間の旅です。

旅行前のキルギスのイメージは「自然が豊か」という感じでしたが、実際に行ってみると英語はほぼ通じない、トイレは穴だけのボットン式でかなりきつい、街も清潔感に欠ける……という洗礼を受けました。ただ、イシク・クル湖は世界第2位の透明度を誇る湖で、現地ツアーで訪れた渓谷は予想外のハードな登山コースになっていて(ガイドには「ハイキング」と書いてあったのに)、コーチのスニーカーで崖を登ることになりました。しんどかったけれど、あれはあれで忘れられない体験でしたね。

カザフスタンのアルマトイは正直あまり期待していなかった分、予想をはるかに超えてきました。街は清潔で道路も整備されており、英語もある程度通じる。カザフスタン料理も食べてみたら「こんなに美味しいのか!」とびっくりしました。日本にカザフスタン料理店はほぼないですから、現地に行かないと食べられない味です。現地では馬に乗って山を往復3時間のツアーも体験しました。「3時間も乗れるか」と思い込んでいたのに、やってみたら普通にできた。これも自分の思い込みを外してくれた体験でした。

海外に出ると気づく「日本に生まれた恵まれさ」と自己肯定感の話

今回の旅を通じて改めて感じたのは、リアルな体験でしか更新できない感覚があるということです。

キルギスでもカザフスタンでも、まだ10代半ばと思われる少年が家業の一環として働いていました。エジプトやフィリピン、ベトナムなどもそうですが、給料が日本の半分以下でも街の人たちは楽しそうに生きている。一方で、日本は衛生環境もご飯のクオリティも世界トップクラスで、万が一困窮しても生活保護があり、自己破産して再生する仕組みも整っている。客観的に見れば、めちゃくちゃ恵まれた国です。

それでも日本人の自殺率や幸福度の低さはトップクラスの課題になっている。僕はその原因の一つが、外の世界を知らないことにあると思っています。自分の見える範囲の中だけで他者と比較し続けると、どんなに恵まれていても「足りない」と感じてしまう。海外に出て初めて、自分がどれだけ恵まれた環境にいるかが腑に落ちるんです。

嫁も「海外に住み出してから日本が好きになった」と言っています。日本に帰ってきて味噌汁を飲んだ瞬間の「ありがとう日本」という感覚、これは行った人にしかわからないものです。

あなたもし幸福度が低いと感じているなら、まず東南アジアでいい。ベトナムやフィリピンなら土日を使って10万円もかからずに行ける。そこで感じる「五感のリアル」が、自分の基準を一気に書き換えてくれます。SNSやAIなどバーチャルの世界がどれだけ発展しても、リアルな体験で積み上げるサバイバル能力や許容範囲の広さは、ビジネスにも日常生活にも全部生きてくる。これが本質だと今回の旅で改めて確信しました。

まとめ

今回のキルギス・カザフスタン旅で気づいたのは、「事前情報と実際はずれる」「やってみたら案外できる」「外に出ると自分の基準がリセットされる」の3点です。自己肯定感が低いと感じているなら、まず一歩外に出てみることを強くおすすめします。旅先での体験が、どんな自己啓発本より早く自分の見方を変えてくれます。

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